どんなボードでもライディングスタンスは基本的に乗り込みが深い方が、スピード、ターン、スピン、エルロロなどに理想的です。しかしだれでもが、深いライディングスタンスが出来るわけではありません。さまざまなライディングスタンスがあるようにボードにもさまざまな特長があります。自分のライディングスタンスにボードを合わせることで、より扱いやすい自分に合ったボードになります。 貴方のスタンスはどれ?
自分のライディングスタンスがどれにあてはまるか、写真を見て下さい。
ノーズの位置を示す赤い縦ラインから顔の距離を、各スタンスで比べて見てみると乗り込みの状態が分かります。   
ライディングスタンスの乗り込みが浅い人
赤い縦ラインから顔の距離が最もはなれていて、これが乗り込みの浅いスタンスです。ボードのテールの方に乗っていて、重心はテールよりです。乗り込みが浅いスタンス用のボードはワイデストがセンター付近にあってテール幅が広めになっているのが特長です。通常のボードだと、乗り込みの浅いスタンスでは、テールが沈みノーズが浮いてしまいスピードが出ません。      
ライディングスタンスの乗り込みが普通の人
一般的な乗り込みのスタンスです。赤い縦のラインと顔の位置がかなり近くなっています。乗り込みもほぼ中央になっていて左腕の肘の角度が90度になって、肘に肩の体重が乗りやすくなった状態です。この位い乗り込めればすばらしいです。
ライディングスタンスの乗り込みが深い人
この乗り込みの写真だけ、肘の角度が良く見える様にレギュラースタンスになっています。肘の角度が90度以上になっていて、赤い縦のてラインと顔がかなり近づいていてこれが、乗り込みが深いスタンスです。体重がワイデストのレールをしっかりと加圧出来るので、レールワークによるボードコントロールが正確に行えます。海外のトッププロのスタンスは、ほとんどこのスタンスです。